今更ながらコナン再熱で「迷宮の十字路」の感想を書いてみた2017
個人的企画第3弾は今年公開のから紅にちなんで迷宮の十字路に。
今年もあと3か月。この企画を始める時に20作全て観終わるかも?と少しでも思った自分は馬鹿の極み。第4弾は2018になっているかもいないかも。
殺人ラブコメとして見ているので推理面は詳しく書いていません。キャラ感想メイン。
こちらからどうぞ↓
今更ながら「俺は高校生探偵工藤新一」のナレーションで映る例の新聞記事の写真のポーズ謎(笑)
冒頭親蘭の電話で始まるんですが謎2つ。
1.コナン電話しながらスタイルよさげな女性を目で追ってませんか?
2.まだ携帯持ってないの?
→後半で携帯は圏外だし…って発言あるんだよな…。
”新一用”の携帯はまだ未所持ということで自己解決します。
あだ名「おじゃる警部」の破壊力
本人は気に入っているんだろうか、そのあだ名…
歴史に興味が無いもので実はよく知らなかった。
映画のあとで調べたらコナン・平次を義経・弁慶になぞらえていることが更に理解出来ました。
服部邸の豪華さと平次の部屋の色々揃っている感!!
「気いつけてなぁ~」
「おうっ!」
平次を送り出す和葉と当たり前のように出かける平次。
この夫婦感(笑)
恒例のクイズタイム、光彦の知識が凄すぎる(笑)
へぇ~って声出ましたが。
「弁慶にはうずねという初恋の人がおって、その娘が他の男と結婚することになった。それを知った弁慶は
1.怒った
2.喜んだ
3.泣いた
さぁどれかな?」
あれ?今回は駄洒落じゃないんだと思ったら”むこうずね”ね(笑)
五条大橋で出会うコナンと服部。
後ろ向きで橋に飛び乗るってどんな運動神経
この出会いが義経記になぞらえていることは初見では分かりませんでしたすみません。教養って大事ですね。
というわけで服部はコナンの家来ということに(笑)
結局関西で有名な服部に依頼せず毛利小五郎に依頼した理由は何だったんだ?
服部に依頼した方が動向を探りやすくて良かったんじゃないかと…。
義経と弁慶ゆかりの地巡り
再現率が凄いらしいですね!
いつか絶対京都行く!
平次の思い出話のシーン好きだわ~、なにげに一番笑ったところ。
食事しながら初恋の思い出話とか何なのこの2人可愛い!!
しんみり平次をめっちゃ楽しむコナン。見た目コナンでも面白いけど脳内で新一変換したらさらに笑える。
犯人を追いかけるバイクシーン、このCG?迫力あるけど時代を感じますね。
けどなぜ鞍馬山に居たのかよく分からないのですが…宝を探してた?私の読解力不足かもですが、なぜこの場で弓を放ったのか疑問が残っています。発煙筒持ってたって初めから逃走前提だったの??
初恋の思い出話に負けない工藤君の思い出話
あいつのことはずっと前から…
当時ほぉ…ってなったこと思い出した(笑)
まさか幼稚園の頃からとは思わなかったし西の高校生探偵も推理できなかったよね。
そんな相手も2時間も待たせるな!ってことと、2時間待たせたことに対して平次が言った「そらキツイな」って、お前は和葉ちゃんを4・5時間待たせているくせに!と突っ込んだのは私だけではないはず。
14番目の標的ネタ笑った。
はぁ?っていう平次の横で和葉も同じく?ってなってるのも楽しい。
平次VS犯人で犯人が逃走する前の犯人目線アングル。
短刀を場に残せたかどうかって確認ってことなんだね。割れた面を見つけられなくて再びその場に現れる理由にもなったってことか。
なんやかんやで殺人事件も絵の謎解けつつありますが犯人が和葉をさらって平次を呼び出したのは良く分からない。いや、正体隠す気ないでしょ。
犯人の行動が良く分からなくてのめり込めない…。
工藤君は関西弁が苦手です(笑)
違和感だらけの平次。ちょいちょいおかしい関西弁が絶妙すぎる。
というわけで工藤新一登場!
しかし活躍は出来ず…
本物の平次が格好良く登場です!
平次が気が立っている理由の中に和葉をさらった犯人に対してだけでなく、
おい!工藤!和葉に触りすぎやないか!?的理由もあれば私が楽しい。
新一と蘭もつかの間の再開。
なぜここに新一が?とか聞きたいことはいっぱいあるはずなのにまず新一の様子を心配する蘭がけなげ。眠らせた蘭をその場に残さないで欲しかったなぁ…敵が玉龍寺に戻ったことを確認したとはいえ。せっかく新一と蘭を会わせたのなら、蘭を抱きしめながら小さくなってこの場に蘭を置いていかなければいけない、また蘭を置いて行ってしまうことに後ろめたさを感じるコナンの描写があっても良かったのでは?と思う。
予告で新一登場を謳った割に随分あっさりと終わった…ちょっと悲しい
うつむ~く~そのせ~な~かに~
の圧倒的信頼感。
敵の放った矢を利用して犯人へ一撃食らわすことに成功。
歌と相まってとても格好いいけど冷静に考えると無理ないか?(笑)
矢折れるよ。
シューズはキック力は増強するけどジャンプ力は強めてくれない、どんだけ飛ぶんだ君は。
蘭達も合流して無事犯人確保!
しかし剣道の服部に始まり、合気道の和葉、空手の蘭、柔道の小五郎。
新一が一番戦闘力ないよね。
未登場の武道…しょ、少林寺拳法でもやってみる?(笑)
エンディング。
平次も蘭もそれぞれ答えを見つけてほっこりできる温かいシーンでした。
青山原画のパワー凄い。
歌終わりのおまけも今回は笑いではなく蘭の一途な心と、満月の待ち合わせという同じ思い出をそれぞれ心に秘める新蘭で、ほんのり京都らしいラストでした。
ストーリーを追ってつらつら書きましが、私が思うコナン映画の面白さのポイントは
「恋愛」「推理」「アクション」
の3つのバランスです。
それぞれについて最後にまとめておきます。
「恋愛」
平次の初恋の人への想いと、新一に会いたいけど会えない蘭の想い、どこの居るのか分からない人への会いたい気持ちがテーマになったことで、いつものごちそうさまと言いたくなるラブラブぶり控え目で、片思いの切なさがメイン、物足りない気持ちもなくはないですが、京都らしい哀愁と言う感じで良かったと思います。
ただ、新一を出す必要があったのかと…平和と新蘭のそれぞれのストーリーが必要とはいえ、蘭側の会いたいけど会えない気持ちが前面に押し出され過ぎな気もしました。蘭が会えなくて寂しい思いをしているのは 当然なんですが、観ていて少しだけ違和感も感じてしまいました。映画だからといえばそれまでですが。んで既に書いたけどせっかく新一出したなら最後もう少し新一→蘭の気持ち描写が欲しかったです。
「推理」
恋愛ラブコメとして観てるとはいえ、推理・事件があってこそのコナンなので。
今回は犯人の行動や動機がよく分からなく、犯人にたどり着く過程の面白さがいまいちでした。犯人側にもっと魅力があればよかった。
仏像のありかの暗号はなかなか楽しかったです。実際にある名称を使用していたので土地勘のある人はもっと楽しめたかもしれませんね。
「アクション」
スケールの大きさ、迫力を総合してアクションとしています。
バイク逃走劇の臨場感はありましたが全体で考えると割と控え目な作品でした。
迫力だけあっても良いわけじゃないので、過剰演出もなく京都を舞台にしたちょうどいい感じとも思えるし、けれどもう少しワクワク・ハラハラ感があっても良かったなと。
点数をつけると
恋愛 ★★★☆☆
推理 ★★☆☆☆
アクション★★★☆☆
総合 ★★★☆☆
こんな感じかな?変わるかもしれないけど今のところ。
第3弾にして初めて点数付けしてみるという行き当たりばったり(笑)
あとで前2つにも評価つけてみよう。
第4弾でお会いしましょう、いつになるかわからないけど。